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医療・医薬品

カリメート経口液から考える薬の分散技術

今回は、以前便秘の問題とともに取り上げたカリメートという薬について、続きのお話です。 以前の記事はこちら→カリメート内服で便秘になる理由 便秘などの副作用以外にも、この薬で問題になりやすいのが飲みにくさです。 この薬は粉末状で処方され水で溶かして飲むことが多いのですが、水に溶けにくい粉のため、ざらついて喉ごしが悪く、続けて飲むのがつらいと感じる方も多いようです。 そして、実際に起きていた問題は、カリメートを内服していた方が経管栄養中だったため、溶けない粉末が原因で、何度かチューブを詰まらせてしまったことです。 そして薬剤変更を相談し、カリメート経口液に切り替えたところ、詰まりの問題は解消されました。 この記事では、カリメート経口液だとなぜ詰まりにくくなったのか、という疑問から、薬の分散技術について、関連する特許を参考にしながら解説していきます。 ※本記事に掲載している事例や個人情報は、守秘義務を遵守し、特定されないよう配慮しています。 また、個人的な経験や調査に基づき執筆しており、情報の正確性や最新性を保証するものではありません。
現場と仕組み

外国人介護士による訪問系介護が解禁

今月のシルバー新聞で、外国人人材による訪問系介護の従事が解禁されたという記事を読みました。近年、日本の介護現場では人手不足もあり、外国人人材が増えてきていますが、実は、在宅の現場で働くことに関しては大きな壁がありました。この記事では、新聞記...
看護介護×サイエンス

重心と転倒リスクを考える

先日、施設の利用者さんが散歩中に転んでしまい、今後の安全対策を話し合いました。この記事では、この方がなぜ転倒したのかについて、姿勢や重心の話を中心に、自分なりに考えたことをお話していきます。※掲載している事例や個人情報は、守秘義務を遵守し、...
ケア用品・福祉用具

むくみに効く弾性ストッキングとその仕組み

みなさんはむくみに悩んだことはありませんか? 看護や介護の現場でも、むくみ(浮腫)はとても身近で重要なテーマです。 今回は少し前に参加した研修で学んだ、浮腫のケアについて書きたいと思います。 リンパ浮腫セラピストの養成講座への勧誘も兼ねた雰囲気ではありましたが、リンパドレナージの基本や弾性包帯の巻き方など、実践が多く有意義な研修でした。 この記事では、浮腫について、体内の循環や浮腫改善のメカニズムなどにも着目して解説していきます。 なお、本記事は筆者個人の見解・調査に基づいた内容です。 内容の正確性を保証するものではなく、紹介する製品の購入・使用は必ずご自身の判断と責任で行ってください。 また、記事中の製品リンクにはアフィリエイトを含む場合があります(PR)。
現場と仕組み

介護保険外サービスについての検討会

以前の記事で「介護報酬が低いために介護職の待遇が悪く、離職が多い」という問題について書きました。その解決策の一つとして「自由診療のように介護保険外のサービスを提供すること」を考えましたが、現実には介護保険外サービスの収益化は難しいという問題...
現場と仕組み

高額療養費制度の改正どうなる?

最近、高額療養費制度の改正についてニュースでよく取り上げられていますよね。テレビでも頻繁に報道されているため、制度を利用していなくても気になっている人は多いのではないでしょうか。昨日の報道によると、この改正は一旦見送りとなったようですが、高...
看護介護×サイエンス

溶血と検査と界面活性剤の関係

今回は、『溶血』という現象についてです。 溶血とは血球が壊れることです。看護師にとっては、「溶血=採血の採りなおし」というネガティブイメージの言葉です。 入院中の患者さんなら、謝りつつ採血しなおせばいいわけですが、在宅ではそう簡単にはいきません。 採血において溶血は、ちゃんとした検査結果が出なくなるというトラブルではありますが、一方で意図的に溶血を利用する検査項目も存在します。 この記事では、溶血とは何か、なぜ検査に影響を与えるのか、そして溶血を活用する技術について解説していきます。 ※本記事は個人的な経験や調査に基づき執筆しております。 情報の正確性や最新性を保証するものではありません。
現場と仕組み

2025年問題と介護の現実

ここ数年よく耳にしていた2025年問題。ついにその年がやってきています。介護現場の給与の低さ、人手不足、職場環境の悪化…。現場で働いていると危機感しかありません。今日は、2025年問題、介護保険や介護報酬について、介護の今後について私なりの...
医療・医薬品

カリメート内服で便秘になる理由

今回は、高カリウム血症治療に用いられるカルシウムポリスチレンスルホン酸(一般名、以下Ca型イオン交換樹脂)/製品名:カリメート を服用している利用者さんのケースについてご紹介します。 この方はほとんど臥床状態にある、いわゆる寝たきりに近い状態なのですが、薬の内服を始めたところ、便がカチカチに硬く排便が困難になっていまいました。 便秘はこの薬の副作用として報告がありますが、この方の症状はとてもひどいケースでした。(個別例であり、症状の程度には個人差があります) このケースをきっかけに、薬の作用機序の理解しながら便の性状に影響し得る要因を整理したいと思います。 この記事では高カリウム血症、カリメートの作用機序と便秘との関連について解説していきます。 なお本記事は筆者の個人的な見解や調査に基づいた内容です。 正確性・完全性を保証するものではなく、特定製品の宣伝や推奨を目的とするものでもありません。 内容の利用は必ずご自身の判断と責任でお願いいたします
ケア用品・福祉用具

誤嚥リスク軽減のためのとろみ剤

なお、本記事は筆者個人の見解・調査に基づいた内容です。 内容の正確性を保証するものではなく、紹介する製品の購入・使用は必ずご自身の判断と責任で行ってください。 また、記事中の製品リンクにはアフィリエイトを含む場合があります(PR)。