ケア用品・福祉用具 『aams+』は転倒をどう予測するのか
医療介護現場での転倒はよく起こる事故です。
特に高齢者で起こりやすく、転倒は骨折など寝たきりの原因にもなり、高齢者においてはその後の人生のQOLにも大きく関わります。
また、スタッフ側からすると、病院や施設で転倒が起きた時の対応の大変さを考えると、本当に避けたい事故です。
そのため、入院時や施設入所時には転倒リスクのアセスメント(評価)を行い、起きないように対策をとります。
とはいえ、つきっきりで監視しているわけにはいかず、気をつけていても転倒はまだ多いのが現実です。
転倒予防の対策として、動きを検知するためのセンサーを使用することはよくあります。
最近はテクノロジー製品がどんどん新しく開発されており、人手不足の影響もあって、見守りの役目を担うセンサー系の機器は特に注目され、種類も増えているように感じます。
そんな中、生体情報の検知だけでなく、AIにより転倒リスクまで通知する製品『aams+(アアムスプラス』が、シルバー産業新聞で紹介されていました。
aams+がうたう「転倒ハイリスク者をAIで可視化」は、一体何を根拠にしているのでしょうか。
この記事では、私たちが日々行っている転倒リスクに対する現場の視点、センサーで生体情報を取る仕組みを、関連特許を参考にしながら読み解きます。
さらに、aams+の公開情報から、AIが転倒リスクをどう評価しているのか、現場でどう活用するといいのかについても考えていきます。