看護介護×サイエンス

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人間工学から考える移乗介助と腰痛

介護の仕事と聞くと重労働のイメージをお持ちの方は多いと思います。 その理由の一つには、体への負担があり、特に腰痛は介護職員の9割が抱えている問題と言われています。 前の記事でも書きましたが、先月参加した展示会では、移乗ロボットや立ち上がり補助の機器が以前より目に見えて増えていると感じました。 それだけ移乗動作を機械化することでのメリットが注目されているのではないかと思います。 この記事では、移乗介助について、その現状や課題、体へ負担をかける理由を人間工学に着目して解説していきます。
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注射・点滴・褥瘡ケアに活かす「圧力」の話

以前、注射針のコーティング技術の記事の中で、注射による痛みを減らす方法の一つとして「針が細いと皮膚の痛点への刺激が少なくなり、刺す瞬間の痛みは軽減できる」という内容を書きました。 詳しくはこちら→注射の痛みを軽減する針の工夫 しかし、実は、痛くない注射のためには、針の細さに着目するだけでは不十分なのです。 そこに深く関係しているのが、「圧力」です。 今回は、看護現場での視点から、「圧力」を掘り下げ、注射器、点滴、褥瘡といった場面にどう関係しているのかを見ていきます。 この記事は『イラストで学ぶ 看護人間工学』を参考にしています。 看護の現場で活かせる人間工学の考え方を、図解とともにやさしく学べる一冊です。
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重心と転倒リスクを考える

先日、施設の利用者さんが散歩中に転んでしまい、今後の安全対策を話し合いました。この記事では、この方がなぜ転倒したのかについて、姿勢や重心の話を中心に、自分なりに考えたことをお話していきます。※掲載している事例や個人情報は、守秘義務を遵守し、...
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溶血と検査と界面活性剤の関係

今回は、『溶血』という現象についてです。 溶血とは血球が壊れることです。看護師にとっては、「溶血=採血の採りなおし」というネガティブイメージの言葉です。 入院中の患者さんなら、謝りつつ採血しなおせばいいわけですが、在宅ではそう簡単にはいきません。 採血において溶血は、ちゃんとした検査結果が出なくなるというトラブルではありますが、一方で意図的に溶血を利用する検査項目も存在します。 この記事では、溶血とは何か、なぜ検査に影響を与えるのか、そして溶血を活用する技術について解説していきます。 ※本記事は個人的な経験や調査に基づき執筆しております。 情報の正確性や最新性を保証するものではありません。
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感染対策と次亜塩素酸ナトリウムの特性②

前回の記事では感染症対策の基本について整理しました。 →感染対策と次亜塩素酸ナトリウムの特性① 感染症対策としては、基本となる手指衛生や消毒が重要であり、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)は強力な消毒剤として広く活用されています。 今回は、この次亜塩素酸ナトリウムの特性や正しい使い方について化学的特性に着目して解説していきます。 ※本記事は、個人の経験や調査の基づき執筆しており、情報の正確性や最新性を保証するものではありません。
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感染対策と次亜塩素酸ナトリウムの特性①

今年は暖かい日が続いていましたが、ようやく冬らしい季節になってきました。 寒さと乾燥が本格的になると気をつけたいのが感染症です。 先日、感染についての外部研修に参加した際、 「ハイター液に手を入れてしまうと消毒効果が弱まってしまうかもしれません。」 という話を聞いて、職場の消毒方法に問題があることに気がつきました。 「消毒方法を見直さなければ」と思いましたが、単に正しいとされる方法を実行するだけでは不十分です。 その根拠をしっかり理解し、現場に適した方法にへと工夫することが大切です。 というわけで、「感染」というテーマは少し今更感もあるかもしれませんが、まずは感染症対策の基本知識を整理していきたいと思います。
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インスリンと体内の物質の移動を知る

インスリンは血糖値を下げるホルモンです。 糖尿病の治療では、注射でインスリンを補充しなくてはいけない方が多くいます。 インスリン注射と一口に言っても、実はたくさんの種類があります。 体内で分泌されるインスリンは1種類なのに、なぜ作用の違うインスリン製剤があるのでしょうか? これには、インスリンの体内での基礎分泌と追加分泌という2つの働きが関係しています。 インスリン製剤について知るには、まずはインスリンというホルモンが体内でどのように働いているのかを理解しなくてはなりません。 この記事では、インスリンというホルモンについて、体内の物質の移動など基礎的な知識とともに解説していきます。
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糖尿病で起こるpHバランスの変化

糖尿病は世界的に増加している疾患の1つです。 日本においても糖尿病とその予備軍は5~6人に1人と言われています。 直接の死因にはなることはほとんどありませんが、様々な合併症を引き起こすこわい病気です。 実際どの科にも糖尿病を持っている人がおり、在宅の現場でも糖尿病を抱えながら生活している人はたくさんいます。そのため、どこで看護師をしていても糖尿病の知識は必須です。 自分の知識のまとめとして、糖尿病の糖や脂肪の代謝・pHバランスの変化・ケトアシドーシスについて解説していきます。
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pHバランスと呼吸の関係

施設や在宅看護に関わるようになり、看取りに立ち会う機会が増えました。看取りというと、ドラマによくある、『最期の言葉を残しその後静かに息を引き取る』という場面を想像する方が多いと思います。しかし実際多くの場合は、意識レベルが低下して会話できる...
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脱水による微熱

脱水になると、なぜ微熱が続くことがあるのでしょうか。水の蒸発熱や比熱、血流と発汗による体温調節の仕組みから、高齢者の脱水と微熱の関係を看護師の視点で分かりやすく解説します。