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現場と仕組み

2025年問題と介護の現実

最近、今の仕事を辞めるか悩んでいましたが、家庭のことも考えてとりあえず今は焦って動かない方がいい、という結論になりました。辞めたくなった理由は職場の環境悪化ですが、その大きな原因は、人不足です。うちの会社は経営陣が介護福祉に関心持っていない...
医療・医薬品

カリメート内服で便秘になる理由

今回は、高カリウム血症治療に用いられるカルシウムポリスチレンスルホン酸(一般名、以下Ca型イオン交換樹脂)/製品名:カリメート を服用している利用者さんのケースについてご紹介します。 この方はほとんど臥床状態にある、いわゆる寝たきりに近い状態なのですが、薬の内服を始めたところ、便がカチカチに硬く排便が困難になっていまいました。 便秘はこの薬の副作用として報告がありますが、この方の症状はとてもひどいケースでした。(個別例であり、症状の程度には個人差があります) このケースをきっかけに、薬の作用機序の理解しながら便の性状に影響し得る要因を整理したいと思います。 この記事では高カリウム血症、カリメートの作用機序と便秘との関連について解説していきます。 なお本記事は筆者の個人的な見解や調査に基づいた内容です。 正確性・完全性を保証するものではなく、特定製品の宣伝や推奨を目的とするものでもありません。 内容の利用は必ずご自身の判断と責任でお願いいたします
ケア用品・福祉用具

誤嚥リスク軽減のためのとろみ剤

とろみ剤とは、飲み込みの機能が低下してしまった人が安全に食べるために水分のとろみ付けに使われます。とろみ剤はドラッグストアなどでも簡単に手に入り、粉末や液体のものなど各メーカー様々な種類があります。病院で働いていた頃は院内で統一した粉末のも...
現場と仕組み

介護はテクノロジーと外国人人材の時代

みなさんは介護職にどのようなイメージを持っていますか?いわゆる3K、「きつい」「汚い」「危険」しかも給料が安い。そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。そんな介護の仕事も、テクノロジーと外国人の人材に頼りながら変化しつつあります。...
医療・医薬品

長時間持続型インスリン『グラルギンとコラーゲンの効果』

最近糖尿病について続けて書いていましたが、今回はインスリンという薬についてです。過去の記事→糖尿病で起こるpHバランスの変化 インスリンというホルモン元々糖尿病について書いたきっかけは、新しい入居者さんが使用しているインスリン注射が今まで使...
看護介護×サイエンス

感染対策と次亜塩素酸ナトリウムの特性②

前回の記事では感染症対策の基本について整理しました。感染症対策としては、基本となる手指衛生や消毒が重要であり、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)は強力な消毒剤として広く活用されています。今回は、この次亜塩素酸ナトリウムの特性や正しい使い方につ...
看護介護×サイエンス

感染対策と次亜塩素酸ナトリウムの特性①

今年は暖かい日が続いていましたが、ようやく冬らしい季節になってきました。寒さと乾燥が本格的になると気をつけたいのが感染症です。先日、感染についての外部研修に参加した際、「ハイター液に手を入れてしまうと消毒効果がなくなります。」という話を聞い...
看護介護×サイエンス

インスリンと体内の物質の移動を知る

インスリンは血糖値を下げるホルモンです。糖尿病の治療では、注射でインスリンを補充しなくてはいけない方が多くいます。インスリン注射と一口に言っても、実はたくさんの種類があります。体内で分泌されるインスリンは1種類なのに、なぜ作用の違うインスリ...
看護介護×サイエンス

糖尿病で起こるpHバランスの変化

糖尿病は世界的に増加している疾患の1つです。日本においても糖尿病とその予備軍は5~6人に1人と言われています。直接の死因にはなることはほとんどありませんが、様々な合併症を引き起こすこわい病気です。実際どの科にも糖尿病を持っている人がおり、在...
医療・医薬品

アミノレバンの効果的な服用時間

現在訪問している施設に、肝不全のためアミノレバンという薬を内服している方がいます。先日この方について、「アミノレバンは1日の中でいつ内服するのがいいのか」を検討しました。そのとき改めて調べたアミノレバンという薬について、肝臓の働きなども合わ...