嚥下障害に『Kスプーン』
人にとって食べることは、単に口から栄養を摂ること以上の意味があります。
食べることだけが楽しみという人もいるし、仲良しが集まれば何か食べたり飲んだりしながら楽しい時間を共有することが自然な流れですよね。
しかし、病気や加齢により飲み込みが難しくなると、その楽しみが奪われてしまうことがあります。
自分や家族がそういった状況になったとしたら、「できれば口から食べたい。」「食べさせてあげたい。」と思う方がほとんどではないでしょうか。
そんな時、適切なサポートが必要になります。
嚥下障害の方はその状態によって飲み込みやすい食べ物を選ぶ必要がありますが、使用するスプーン選びも大切になります。
今回は嚥下障害にスポットを当てた『Kスプーン』という介護用スプーンについて、その特許明細書の内容も基にして紹介していきます。